健康建材とは?

 最近よく耳にする健康という言葉。建材に関してはシックハウス症候群に見られるようにこれまでの新建材に使われていた化学物質が人体に悪影響を与えていたことの反省から生まれたのが健康建材であるといえます。また、廃棄の際のダイオキシン問題など悪影響を与えていたのは人間だけではありません。つまり、環境へも影響していたのです。従って、人体や環境に悪影響を与えないことが健康建材の第一前提となるでしょう。つまり、この健康という言葉が人間のみならず環境へも適応されるのが健康建材なのです。使用中に有害物質を出さないことはもちろんのこと、製造から廃棄されるまでの過程のなかでも環境に有害なものを出さず、廃棄の際には生分解されるなど、環境に配慮した建材をCAPOは健康建材と位置付けています。また、廃棄のサイクルを遅らせるための寿命の永い製品も健康建材と言えるでしょう。最近ではさらに化学物質を吸収・分解したり抗菌作用を持つ建材も開発されてきています。CAPOではそういったものをひっくるめて健康建材として扱っています。


CAPOの考える健康建材

有害ガスを極力発生しない
 ホルムアルデヒドをはじめとした揮発性有機化合物の含有がゼロに近いものを紹介
します。
製造や廃棄の際に環境に負荷をかけない
 製品が生まれてから廃棄されるまでのプロセスにおいて、極力環境に負荷をかけな
いものをお薦めします。

人体に優しい諸機能を有する
 人体に負荷をかけす、さらに調湿・脱臭・有害物質の吸着・抗菌など、人体に優し
い機能をもつ建材を紹介します。


室内空気質に直接影響を与える建材

分類
既存の建材
健康建材
1木質系ボード 合板・パーティクルボード・ハードボード・MDF(E1、E2タイプ)参考1・インシュレーションホード・複合フローリング(Fc2)参考2 合板(フェノール系接着剤使用)
合板(MDI系接着剤使用)
パーティクルボード(E0タイプ)
MDF(E0タイプ)
OSB複合フローリング(Fc1タイプ)
2集成材・LVL 内装用集成材(ユリア系接着剤)・構造用集成材(レゾンシノール系接着剤)・構造用集成材(フェノール・レゾルシノール系接着剤)・内装用LVL(ユリア系接着剤)
内装用集成材(水性高分子−イソシアネート系接着剤)
構造用集成材(水性高分子−イソシアネート系接着剤)
構造用LVL(フェノール系接着剤)
3壁紙 塩ビ壁紙 紙壁紙
織物壁紙
4内装用塗料 有機溶剤系塗料
合成樹脂エマルション塗料
低臭型NADアクリル塗料
自然塗料(AURO、LIVOSなど)
伝統的塗料(柿渋・漆など)
5左官材 漆喰(合成樹脂添加のもの)・じゅらく(合成樹脂、防カビ剤添加のもの) 珪藻土(合成樹脂を使っていないもの)
伝統的左官材料(純粋な漆
喰、じゅらくなど)
6その他の内装材 クッションフロア・カーペット・防虫畳(防虫剤、防虫シート使用)・化学畳(インシュレーションボード)・化学畳(ポリスチレンボード) コルクタイル
天然リノリウム
炭化コルク畳
減農薬ワラ床畳
7断熱材 グラスウール・ロックウール・ポリウレタン系断熱材・ポリスチレン系断 熱材
炭化コルク
セルロースファイバー
ポリエチレン系断熱材
発砲ガラス
ウール断熱材
8現場施工用接着剤 酢酸ビニルエマルション接着剤・イソシアネート系(ポリウレタン系)接着剤・エポキシ系接着剤・合成ゴム系接着剤・合成ゴムラテックス系(エマルション系)接着剤・アクリル酸エステルエマルション系接着剤 ノンホルム系の壁紙施工糊
自然素材系接着剤(AUROなど)
9無機系ボード 石膏ボード(防カビ剤添加のもの)・けい酸カルシウム板 石膏ボード・けい酸カルシウム板
10床下関連資材 有機リン系薬剤・ピレスロイド系・カーバメート系薬剤・有機ヨウ素系・ハロゲン化フェノール誘導体 ヒバ油、木酢液
月桃抽出液

参考文献:建築知識98年9月号


MTDとパーティクルボードに関する日本工業規格(JIS)
種類
記号
ホルムアルデヒド放出量*
E0タイプ
E0
0.5mg/L以下
E1タイプ
E1
1.5mg/L以下
E2タイプ
E2
5.0mg/L以下
20±1℃のデシケーター内に一定量の資料を24時間放置した際、
デシケータ内の蒸留水に吸収された濃度

合板のホルムアルデヒド放散に関する日本農林規格(JAS)
区分
用途の目安
水中濃度
FCO
食器戸棚、ベビータンス、
気密性の高い建築物など
平均0.5mg/l以下
FC1
家具一般、建築物一般など 平均1.5mg/l以下
最大7m/l以下
FC2
気密性が低く、入居まで3週
間以上経過する建築物など
平均3〜5mg/l以下

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